副鼻腔炎 アデノイド肥大症

私の息子は現在小学6年生になりましたが、保育園の頃から副鼻腔炎に悩まされていました。皆さんのお子様で鼻の穴の奥にBB弾位の大きさの赤い腫れができてしまって気道を塞いでしまい、口呼吸になってしまう、集中力が続かない、夜眠れない、疲れやすい、身長が伸びないといったお悩みを抱えている親御さんがいらっしゃるのではと思いこのブログを立ち上げました。私の息子は初めて鼻の手術をするためにとある千葉の子供向け病院を受診した際にこんなに鼻の気道が塞がっている子は見たことがないと先生に言われ、幼稚園の時と小学4年生の時に恒常的に腫れている部分(アデノイド)の摘出手術を受けました。2回手術を受けたのは手術後は腫れが無くなって呼吸が楽になるのですが数年するとまた恒常的に腫れるようになってしまうからです。2回目の手術の後もしばらくは調子が良かったのですが、昨年の年末にインフルエンザにかかってから約半年間1日も腫れが引かない状態に戻ってしまいました。前置きが長くなりましたが、結論を先に書きますと、いろいろ試して治らなかった腫れが簡単なマッサージで大分改善したっぽいというお話です。

長文になりますが最初から順番にお話しします。
私と妻と息子は今でも川の字で一緒に寝ています。どんなに大音量の目覚ましでも平気で寝ている妻ですが、息子の体調の変化には動物的勘が働くらしく、最近歯ぎしりをしているとか、寝返りが多いから眠りが浅いとか、手足がピクピク動くから無呼吸症候群ではとか小さな変化も見逃しません。3歳の頃だったか、妻が子供が寝ている時に息が苦しそうだと言い始めました。小児科を受診すると中耳炎と診断され、なかなか治らないので鼓膜に切り込みを入れて小さな輪っかを入れて耳の中に溜まった水が自然に抜ける手術を勧められましたが、手術はちょっと怖かったので結局しませんでした。確かに息子はちょっとしたことで風邪をひきやすく、しょっちゅう鼻水を詰まらせていました。私の子供の頃は年中鼻水を垂らしている同級生とかいましたので、大人になるまでに自然に治るだろうと気楽に考えていました。
子供が風邪をこじらせ鼻づまりになる度に病院には行っていましたが、根本的な解決策を見つけることもできず、子供も5歳となってしまいました。確かに風邪をひく回数は多かったと思います。多い時にはほぼ毎週末通院でした。周りの子供たちは元気に習い事をしたり、週末にお出かけしているのにうちの子は、一度風邪をひくと数週間鼻詰まりをこじらせて自宅で静養しなくてはならない現実に家族はイライラし、妻とも些細なことでよく言い合いになりました。風邪といっても高熱が出るわけでもなく、本人は外で遊びたいとかいうレベルです。ただそこで無理をすると鼻詰まりの回復が遅れるということが経験則からだんだんわかって外遊びは我慢させました。体を鍛えるために始めたテニスと空手も休みがちで休まず通えているお友達との差も開いてしまい、他にチャレンジした習い事も結局体調優先でやめなくてはならず子供ながらに辛いだろうなと歯痒さを感じざるを得ませんでした。
そんな中、妻がアデノイド除去手術のできる病院を探してきました。話を聞くと鼻の奥を塞いでいる不要な腫れた部分を喉の奥から掻き出して取り出すという手術でした。その病院ではその手術は半年待ちでしたが、ちょうどキャンセルが出たので来週なら予約できるとのこと。全身麻酔で術後1週間鼻に詰め物をしたまま入院せねばならず、更には一度除去しても人によっては再発すると言うので、最初は躊躇いましたが、子供の鼻が良くなるのならと決心して手術を受けることとしました。
手術は無事完了しましたが、手術の2日後から私は出張せねばならず、病棟での付き添い看護を私は1日しかする事ができませんでした。その後5日間息子の脇にへばりつき続けた妻には感謝です。息子は術後鼻の穴の詰め物が辛かったようです。また5歳のじっとしているのが辛い時期に体調が悪いわけでもないのに安静にせねばならずまた食事も術後の兼ね合いで流動食をたべなくてはならず辛かったと思います。(後に2回目の手術の事を書きますが、今はアデノイド除去手術は日帰りでできますので昔に比べてハードルが低くなったと思います。)
1回目の手術後しばらくは鼻の調子が良かったのですが1-2年するとまた元の状態に戻ってしまいました。鼻洗浄、鼻スチーム、寝る時首に玉ねぎの千切りをぶら下げたり(これは寝室が玉ねぎ臭くなって大変でした)、空気清浄器を買ったり、鼻ツボマッサージ(これは痛く押しすぎてしょっちゅう妻と子供が喧嘩していました)、メンソレータムを鼻の穴に塗ったり、タイガーバームに変えてみたり、とにかくネットや書籍に書いてあるあらゆる事を試してみましたが、大きな効果はありませんでした。また息子の鼻の穴奥にピンク色の憎々しいBB弾大の腫れも確認しながらため息をつく毎日に舞い戻ってしまったのですが、東京駅近くに鼻専門の病院があり、アデノイド摘出手術が日帰りでできるようになったとの情報をインターンネットで見つけ、前回の1週間入院に比べればハードルが低いと感じ二度目の手術を受けることを決断しました。結果二度目の手術も成功しました。日帰り入院はすごく楽でした。だだ今回も手術後の鼻の詰め物は本人的には辛かったようです。あと全身麻酔のあと軽いパニック症状で痛くも無いのに痛い痛いと叫び出すことがあるかもと看護婦さんから言われていたのですが、本当に言われた通りになってしまってびっくりしました。後で本人に聞いたら別に痛くはなかったと言っていました。全身麻酔って何回受けてもやはり心配になっちゃいますよね。
2回目の手術後も風邪も鼻詰まりもなく、学校も休まず、宿題、友達との遊ぶ約束、習い事もそつなくこなせるようになり、やっと長いトンネルから抜け出したかと思ったのも束の間、年末に流行したインフルエンザにかかってからまたピンク色のBB弾が息子の右鼻の穴に戻ってきてしまいました。たった一年半の春でした。。。
インフルエンザ後の半年間妻の笑顔はめっきり減り、子供の鼻の穴をiPhoneのライトで確認してはため息をつく毎日。3回目の手術をする時はアデノイド摘出だけでなく鼻梁の骨を削りましょうとお医者から言われていたので、それはちょっとハードルがさらに高いなと暗澹たる気分で毎日過ごしていました。私ちょっとだけ健康オタクっぽいところありまして、マッサージも興味あってふと閃いて自分の鼻周辺にマッサージしてみました。鼻の血行が良くなって息がスーと通る気がしたので、息子に施術してみたところ息子も同じように感じるとの事、翌朝鼻の穴を覗いてみるとピンク色のBB弾は半分位の大きさになり、空気が通る隙間がはっきりと見えるようになっていました。半年間色々試して全然歯が立たなかったところ、マッサージして初めて腫れが引いたんです。それから約1ヶ月間私が出張でいない時以外は毎日朝晩マッサージしているのですが、最初は腫れの大きさにが小さくなるだけでしたが、最近は跡形も無くなる日も出てきて、一瞬どっちの鼻の穴に腫れがあったんだったっけと自問してしまう時も出てきました。妻の機嫌も良くなり、息子の体調も安定してきて、本当に良かったです。同じ悩みを持たれている親御さんはもうご存知の方も多いと思いますが、鼻の穴は左右の穴が2-3時間毎に交互に腫れて空気が空気を通りにくくして器官を休ませています。鼻の穴に恒常的に腫れがあると開いている時間帯も空気が通りにくく、閉じている時に完全に空気が通らなくなってしまうという状態になってしまうという問題があります。私のやっているマッサージは鼻の表面をなぞるだけように見え、ぱっと見『えっ、これだけ?』と思われる(時間も1分位で終わります)と思いますが、多分鼻の血流とリンパの流れを良くして鼻の内部の腫れが引くんだと思います。腫れるって事は結局その部分に血が溜まってしまっているという事だと思うので、それを流れるようにしてあげるって事かなと思います。

長い経緯話しにお付き合い頂きありがとうございました。ここからが私がこのブログを立ち上げた本当の目的なのですが、私の息子には効果があったと思われる我流のマッサージではありますが、千葉県船橋市近郊で希望される方に施術致します。私と妻と息子にしか試した事がないので、まだどの位効果があるか未知数ですが、前述した通り鼻の表面をさする程度なので副作用等の心配も無いと思います。私自身息子のアデノイド肥大症にはやれる事は全てやっても全く歯が立たず無力感に苛まれておりました。藁にでもすがりたい親御さんのお気持ちはよく分かるつもりです。まだどの位効果があるか分からない状態なので、お互いに負担少ない近郊でご希望の方がいらっしゃったらボランティア施術しますといご提案でした。

マッサージを本業にしている訳では無く、平日は普通のサラリーマンをしていますので、本ブログ上で名前・携帯番号・住所・顔出しNGですみません。
書いてる自分でも怪しいブログだなと思いますが、〇〇を✖️✖️するだけで鼻詰まりが治った!詳しくは下でメール登録して下さい的なブログは目指していないので、私の気持ちが伝われば幸いです。